えどまるブログ

「交番の日」イベント
こんにちは、えどまるです。
夏休みも残りわずかとなりましたね。
現在の交番制度が始まったのは1874年(明治7)8月25日で、これを記念して来週8月25日(火)、小金井警察署の主催による交番イベントをたてもの園で開催します。

日時:8月25日(火)14時から16時

内容:「万世橋交番」で明治時代の制服を着たお廻りさんが「交番の日」をPRします。その他、警察の車(パトカー)乗車体験、「交番の日」DVD上映など盛りだくさん!ピーポくんも来るよ!


なお、雨天の場合は中止となります。
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「東京郷土資料陳列館ものがたり」展始まりました!
こんにちは、えどまるです。
毎日暑いですね。
園内では朝からセミが元気よく鳴いています。

さて、展示室では7月28日(火)から新しい展示が始まりました。
「東京郷土資料陳列館ものがたり−東京の地域博物館 事始め−」
展という長いタイトルの展覧会です。会期は来年2月21日(日)までです。

江戸東京たてもの園の前身、武蔵野郷土館、その前身の武蔵野博物館が資料を引き継いだ「東京郷土資料陳列館」(以下、「陳列館」)はこれまでその存在があまり知られていませんでしたが、1934年(昭和9)11月、東京市が有栖川宮記念公園に設置した地域博物館です。
展示室を入ると、正面に当時の展示室の内部がご覧いただけます。


現在の都立中央図書館の敷地の西側あたりに戦時中まで建っていたようです。現在は縁石が残るのみで更地になっています。

当時の展示構成は、「東京の輪郭」「自然界の状態」「文化の発達」「市政とその施設」「産業」の大項目によって区分されたエリアの壁面や展示ケース、時には天井も使って、展示が行われました。

「東京の輪郭」では、明治期から建設が構想され、ようやく竣工間近となっていた国会議事堂などとともに東京市章が紹介されています。
東京府のなかに東京市が設置された1889年(明治22)、元府知事の渡邊洪基がデザインした市章が制定されました。実はこのマーク、1943年(昭和18)、東京都制が実施された時に引き継ぎ、現在も正式な都章として使われているのです。
当時、東京市のお祝いイベントには欠かせなかった花電車(路面電車の車体を装飾して運行)や奉祝旗にも市のマークが登場します。ちょっと珍しいものとしては日本橋に設置されている獅子の彫刻が楯の代わりに市のマークを掲げています。



「自然界の状態」では、当時の東京市の気候や地形、動物や植物の生態について展示していました。この時展示されていた貝化石を、今回の展示にあたり、専門家に分析していただきました。
縄文時代の古い地層が露出していて貝化石がたくさん発見される地点で収集された化石もあったようです。



「文化の発達」では先史古代から関東大震災まで、考古資料や歴史資料により、文化の発達を展示していました。
発掘調査や踏査で収集した石器や土器なども展示していますが、おもしろいのは当時の複製資料です。土偶、貝輪、人物埴輪、円筒埴輪、各種須恵器など複製資料が多数制作されました。精巧なものから素朴なものまでさまざまで興味深いです。





「市政とその施設」では、東京市の政策を局ごとにわかりやすく解説していました。
今回は、東京市の政策の節目となった、「帝都復興事業(関東大震災復興事業)」の図説を軸として展示しています。
急速な都市化にともなって人口の急増、農地の減少、化学肥料の台頭などにより、屎尿(しにょう)の収集と処理が自治体に義務付けられるようになったのがちょうどこの頃でした。
展示では東京市時代の汲取人夫の鑑札や屎尿収集チケット(半樽券)とともに、それに使われた道具の実物(肥桶と柄杓)を展示しています。道具類は戦後のものですが、形態はほとんど変わっていません。
ちなみに、当時収集した屎尿は、東京市が提携した近隣地域の農地へ供給される他、三浦・三崎地域への海洋投棄もすでに行われていました。

「産業」のコーナーでは、当時から本格的に始動した公設市場について紹介するほか、基幹産業として海苔の養殖・加工について紹介していました。
今回は、築地市場の様子を日英併載の解説とともにまとめた写真集(1935年刊)などのほか、武蔵野郷土館時代に寄贈された海苔養殖に用いる振り棒と海苔下駄を展示しています。



「陳列館」では東京の郷土玩具も複製して展示していたようですが、その資料は引き継がれていません。そこで、今回は戦前から熱心な玩具コレクターだった小澤一蛙氏が武蔵野郷土館に寄贈した資料からよく知られる玩具類を選んで展示しています。明治から大正にかけて十巻構成で刊行され、郷土玩具の基本文献とされている「うなゐの友」もあわせてご紹介しています。
郷土玩具はギャラリーで展示しており、半期(10月25日まで)の会期となっています。後半は「紅葉とたてもののライトアップ」(11月21日から23日)にちなんで江戸・明治・大正の明かりの道具を展示します。


展示ではこのほか、「文化財保護法」の前身、「史蹟名勝天然紀念物保存法」に関連する資料があります。当時の展示では「市政とその施設」コーナーで展示されていました。
展示内容は次回、ご紹介します。

展示室内は涼しいので、たてもの見学の合間にぜひお立ち寄りください。
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